12週間セールスライティング通信講座も6週目、やっと半分まできました。宿題の内容も濃くなってきましたので、自分との闘いに勝つために必死です。自主学習のよいところは自分のペースでできることですが、悪いところは手を抜く自由も手に入れてしまうことです。
実は、ちょうど手を抜きかけてました。自分のだらしなさを許す口実として、仕事が忙しいことを理由にしてしまいました。非常によくないマインドです。でもそれくらいこの学習は、厳しいものがあります。
5週目あたりからセールスライターになるという目標が少しプレッシャーになり、そのプレッシャーが学習の妨げになっていました。セールスライターになれるかなれないかといったような1か0論だと、なれなかった場合はお金も時間も無駄になるので、余計なプレッシャーになってしまうのです。そこでもっと気楽に学習ができるように、学習の価値を考え直す必要があると思いました。
この学習の当初の価値はセールスレターが書けるようになることです。でも、学習の過程で身につくスキルは普段の仕事にも活かせます。そこに気づくことで、力まなくてもよい自然体なやる気が復活してきました。
そんな風に「この学習で得る当初の価値以外の価値」について考えながら勉強した6週目の学習について書きます。
12週間セールスライティング通信講座6週目
リサーチ
6週目の内容はリサーチについてです。「リサーチってなんのためにやるのか? 何をリサーチすればいいのか?」といった疑問がわきますが、そんな疑問への回答となる内容です。
正直リサーチって苦手な方が多いのではないでしょうか。リサーチという言い方をしなくても、調べるや調査という言葉で嫌になる人も多いかと思います。めんどくさいですしね。
リサーチで素材を集めてコピーで素材をつなげる
セールスライターは、セールスコピーを1から練り上げるのではなく、リサーチして素材を集めてつなげることだということ。自力で素材を集めなければなりませんし、リサーチにテンプレートはありません。
セールスレターは、スワイプファイルを使えばいいわけですし、ヘッドラインやオファーのアイデアもテンプレートがあったります。でもリサーチには、テンプレートがないのです。
ということは、同じ商品でも人によってリサーチ内容が違ってくるのは当然であり、それがセールスレターの良し悪しの違いとして表れるわけですね。つまり、ちゃんとリサーチできていたかどうか、それによる最終的な結果が完全に自分に跳ね返ってくることが予想できます。
ここは、初心者が勉強していて挫折しそうなポイントです。リサーチを苦にしている人より、苦にしていない人の方が、セールスライターになれるような気がします。あくまでも私の推測ですが・・・。
人によると思いますが、セールスライティングを勉強していて、挫折してしまいそうなポイントは、アイデアが出せないことや書くのがめんどくさいことなどがあると思います。もちろん他にもあるでしょう。
リサーチは私が挫折してしまいそうなポイントです。なぜなら、何を調べていいかよくわかりませんし、どこまで調べれば終わりのなのか想像ができないからです。
リサーチのやり方
さて、自分でなんとかしなきゃいけないリサーチですが、何を調べればいいのか、どうやって調べればいいのか、考えるだけで固まってしまいます。このあたりの進め方がわからないと、本当に挫折してしまいそうです。
でも、講座ではどんなことを調べるか、リサーチのポイントを教えてくれます。何をリサーチするのかについては、次のような内容だということがわかりました。。
①商品を調べる
・特徴とベネフィットを調べる
②見込み客ついて調べる
・Belief:何を信じている
・Desire:どんな欲求がある
・Feeling:広告を見てどう感じるか
③マーケットを調べる
・そのマーケット、業界などのニュースを調べる
これらについてリサーチしましょうということで、具体的に解説してくれます。講座ありがたしです。項目を教わって気づきましたが、やはりどんな仕事でも同じですね。商品やお客様、競合のことは徹底的に調べましょうということです。
逆に言えば、日頃から仕事などでも徹底的に調べる癖をつければ、セールスライティングのリサーチ力を鍛えることにつながるのかもしれませんね。
そう考えるとセールスライティングを勉強して身にるくスキルの中でも、このリサーチこそ、応用が効くスキルのような気がします。たとえセールスライターになれなくても、セールスライティングの勉強じたいは無駄じゃないと、リサーチを学んでいて気づきました。
この講座を勉強する価値は、セールスライターになることだけという感覚がありましたが、実はさまざまな分野で応用が可能ということに気づき、セールスライターになれなくても無駄にならないことから、やっと自然体で勉強できるマインドになれました。気づくの遅すぎですが、私はどうしても力が入ってしまって、視野が狭くなってしまうときあるのです。
12週間セールスライティング通信講座6週目:宿題
6週目の宿題はリサーチです。先週までに選んでいる商品をリサーチしましょうということです。
この宿題については、今までの宿題でなんとなくリサーチをやっているように思えるので、それほど時間をかけなくていいように思いました。私の場合、商品も本ですし、あらためて調べるようなことはほとんどないと思ったのです。
「でも、そんなに甘くない、本気で売ることを考えたら、それでいいのか」と考えました。そしたら、いてもたってもいられなくなり、本屋に行って似たような本の内容を調べることにしました。
同ジャンルの本はどんな内容か、本の厚さはどれくらいか、読みやすさはどうか、価格はどうかなど調べようと思えば調べることはたくさんあります。
すると、自分が選んだ本と他の本の違いがより鮮明になり、自分が選んだ本の気がつかなかった魅力的な点を見つけてしまったのです。「これがリサーチするということか!」身をもって体感しました。
若いとき、もっと相手のことをよく理解してあげれば、ハリウッド映画のような情熱的な恋愛ができたかもしれません。若いとき、もっと相手の会社のことをよく理解していれば、転職だって楽だったかもしれません。
日頃会社で、もっと周りの相手のことをよく理解し、相手の行動の意味を理解してあげれば、頭に来るような出来事も許せるかもしれません。
リサーチの大切さ。それはあらゆる場面、仕事で同じなのです。
5週目の特徴をベネフィットへ変換する作業のときもそうですが、5~6週目でよい気づきを得ました。そして5~6週目でセールスライティングなること以外にも、勉強する価値があることに気づいたことで、12週間セールスライティング通信講座の勉強が購入価格より価値あるものになり、お得感が増しましたのでした。