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2019年3月16日早朝5時半。普段なら爆睡中の私です。
しかし今回は違います。
なぜなら、あの7人に会いに行くために早起きしたからです。疲れた体を休めるための時間を削ってでも起きて逢いに行く価値がある7人と言えば、侍でも、七福神でもありません。
そう、今、煌く活躍中の
DA PUMP!
そのDA PUMPがイオンモール幕張新都心に新曲「桜」のリリースイベント&握手会に来るというじゃありませんか。イオンモール幕張は、車で30分くらいの距離です。
行かない理由がありません!
それに、努力の継続は結晶となることを教えてくれたDA PUMPに、是非会いたいのです。
というわけで今回は、DA PUMPに会いにいった話を書きたいと思います。
目次
あきらめなかったDA PUMPのファンになる
早朝からDA PUMP目当てのファンの行列にびっくり
ライブ会場のイオンモール幕張新都心に到着した時は、すでに500人くらいいたと思います。噂では朝4時半には、すでに並んでいたとか。
もう、数年前とはあきらかに違うのですね。行列待ちの覚悟はしていましたので、暇つぶしに本を持ってきておいて正解でした。
神様はDA PUMPを助けてくれない
歌やダンスの実力が、一流と言われている彼らも、今から1年くらい前までは、テレビに出ることがほとんどなかったのです。20~30代前半のダンサーとして、最も脂がノっていると言っていい時期を、将来が見えない状態で、ただひたすら努力し続ける。
その技術が世に出れば、きっと脚光を浴びたはずなのに、世に出ることもなく、自家発電で光を放ち、自らの光が照らす先を信じて、
歌とダンスの活動を続けた。
そういう時期を過ごしてたときの葛藤が、どれほどのものだったか・・・。将来につながる大事な時期に、先の見えない努力の日々がどれほど不安であったか・・・。他人事ながら、つらさが想像できます。
DA PUMPに入らなければ、もっと違う活躍をしていたかもしれない。
そう思う日々もあったでしょう。
神様がいるなら、助けてあげればいいのに・・・。
と、言いたいところですが、神様に助けてもらって成功した人を見たことがありますか?
きっと、見たこと無いと思います。神様は、なかなか人を助けてくれない存在です。結局、自分の人生は、自分でなんとかするかしかないのです。彼らは、自分たちでなんとかしようと観客数に関係なく、どんな場所でも最高のパフォーマンスを提供し続けました。腐ることなく、プロとして・・・
DA PUMPを助けたUSA
そんな彼らの努力の甲斐もあり、2018年は飛躍の年になりました。ご存知の方も多いと思いますが、USAという曲がDA PUMPの前に現れたのです。
『ダサかっこいい』のキャッチコピーで、USAが大ヒット!
一度聴いたら、曲が頭にこびりついて離れない!
当然私も、USAを聞いたことで、今のDA PUMPを知りました。実は昔の4人組のDA PUMPはチャラくて好きじゃなかったので、DA PUMPなんて忘れていました。
思い出したついで、新メンバーに興味を持っていろいろと調べていくうち、神様からのプレゼントではなく、自分たちで掴みとったサクセスストーリーに感動し、ファンになりました。
あきらめず、1つのことをやり続けて掴みとった成功。
そりゃあ、ファンになりますよ。熱も入ります。
その私のDA PUMP熱は、無関係だった妻と娘を洗脳しました。そして今や私よりも熱を入れている妻に叩き起こされて、イオンモール幕張新都心に行くことになったわけです。
DA PUMP桜のリリイベの行列はなんだかうれしい
よくよく考えれば、聖飢魔Ⅱのファンである私が、聖飢魔Ⅱにすらしていない行列待ちをしています。ありえない心境の変化です。
私が並んでからも行列はどんどん後ろに伸びていきました。DA PUMPを応援している私としては、ファンの行列が増えるのはうれしい限りですが、DA PUMPに興味ががない人から見れば、本当に迷惑な行列だと思います。
DA PUMPの握手会のためCD3枚購入したんですけど・・・
DA PUMPのCDが売れるのは嬉しいですが、最近のCDの売り方はエグいですね。CD3枚買わないと、家族3人がDA PUMPと握手できないのです。
同じ曲のCD3枚なんていりますか?
さすがにいらないですよ! いくらファンだって同じ曲なら1枚でいいです。
でも、CD1枚につき、握手券1枚なのです。だったら、CD購入者に限り、握手券だけを別売りにして必要枚数買わせてほしいものですが、そうはいかないのが世の常。
仕方ないですね。握手券1枚で、DA PUMP全員と握手ができる。こんな強烈オファーに抵抗できるわけがありません。素直にCD3枚購入しましょう。
こんな感じで、私はCD3枚購入に抵抗がありましたが、妻は当たり前のことと納得してました。
そういうものなんですねぇ・・・
DA PUMP桜のリリイベ第一部の整理券GET
リリースイベントは、第一部(13:00~)と第二部(16:00~)がありましたが、私達家族は、第一部のみ優先エリアで見ることにしました。
行列で人が多かったので、整理券取れるか心配してましたが、無事にGETできてほっとしました。ここで整理券が取れなかったら、朝早起きした意味がないですからね。
DA PUMP新曲「桜」リリイベ始まる
DA PUMP桜リリイベの1曲目はUSA
1曲目は、当然というべきかUSAでした。
桜衣装での生USAはラッキーです!
後ろ姿一列からスタートするあのダンスは、迫力満点! そして観客からの「オイオイ」掛け声もありました。USAはやっぱり「オイオイ」があると曲がイキイキしますね(個人的な感想)
そしてさすがですが、ISSAさんは歌がうまい!
生で歌声聞きましたが、ISSAさんのあの音が染み渡るというか、高温がスーっと抜けるというか、言葉では表現できない歌声は
なんとも言えませんね。
普通にタバコ吸ったり、お酒飲んだりするようですが、どうやってあの歌声とダンスを維持しているのでしょう。
DA PUMP桜リリイベの2曲目はごきげんだぜっ!
2曲目は「ごきげんだぜっ!」です。
この曲のフォーメンションは結構好きです。一直線で腕を組むところとか、手をパタパタするところとか。
あくまでも個人的な感想ですが、今のメンバーって、曲の表現力が豊かだと思います。自分たちがかっこよく見えることよりも、曲がかっこよく見えることを優先している気がします。
プロフェッショナルという人達は、自分よりも作品をかっこよく魅せ、そしてお客様を優先に考える方が多いです。DA PUMPの今のメンバーにも、そんなプロフェッショナルさを感じます。
DA PUMPのメンバーはトークもおもしろい
2曲終わってフリートークですが、DA PUMPのメンバーはトークがうまい。
YORIさんなんて、聞いてる私たちが誰だかわからないものまねでウケてました。ちなみにオール巨人の物まねだったみたいですが・・・^^
そのYORIさんが言っていたのですが(正確にはDA PUMPのダンスの師匠さん?)、サクラフィンガーは「指を張れ」とのことです。もしサクラフィンガーをやる機会があったら指を張りましょう。
U-YEARさんは、握手会のときの並びがトップバッターのせいか、ファ~とされるそうです。「どういうこと?」ってな感じですが、ニュアンス的には、お客様がトップバッターのU-YEARさんに気づかずにファ~と通過してしまうということです。
ウケますね^^
ならば、私はしっかりと握手しましょう。
3曲目の新曲「桜」でイナバウアー状態に
新曲「桜」からは撮影OKです。私は小学2年の娘を抱っこし、撮影は娘が行いました。
もう地獄でした。
なぜかって、会場の皆さまが撮影し始めるから視聴できないし、撮影している娘を抱っこしながら、会場の皆様のスマホをかいくぐって、生の「桜」を視聴するためには、イナバウアーに近い体制にならざるを得ないからです。
イナバウアーってこんな体制です。 icon-arrow-circle-right 「イナバウアー 画像」
曲が終わるまで、ずっとこの体制ですよ。本当にしんどい。
私、そこそこ身長ありますので、普通に立っていたら苦も無く見えるはずなのですが、こんなに苦労しなくてはならないなんて一体・・・
DA PUMPのリリイベ握手会に緊張する
こんな親父と握手してもらっていいのかな?
新曲『桜』を歌い終わった後は、待っていました握手会への参加です。ここで私の悪い癖、遠慮してしまいがちな気持ちになってしまいました。
「こんな親父が握手していいのかな? 迷惑でないかな。 なんて声をかければいいのかな?」
いや、考えすぎでしょ!
私は自己肯定感が低いので、こういうときに怖気づいてしまうマインドの持ち主なんですよ。
でも、私の緊張が移ったせいか娘も緊張しはじめたので、なるべく緊張を見せないようしなければなりません。
見渡せば、私のような親父はたくさんいるじゃないですか!
何も恥じることはないのさ。
そう考えると、勇気が沸いてきました。
ちなみに我が家では、私はYORIさん、妻はKENZOさん、娘はISSAさんを押してます^^
U-YEARさんを意識してYORIさんをファ~
握手会の行列もなんていう長さなのか。待たされている間、「この行列全員と握手するのも大変だな」と申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。待たされすぎてネガティブな気持ちが浮かんできてしまったのです。
しかし、いざ出番が近づくと、かなり早く流れるのです。
急に緊張してきました。
我が家は、妻・娘・私の順番で並んでました。
「なんか心臓がバクバクする。とりあえずU-YEARさんには「ありがとうございます」って言おう。その後は成り行きにまかせよう。いつもどおりヘラヘラしていればいいか。」
そんな心境でした。
トークの時、トップバッターのU-YEARさんがファ~になりがちと聞いていたので、U-YEARさんに対して、ファ~にならないよう意識してました。いざ、U-YEARさんと握手したときは、「ありがとうございます」と言えました。
そしたら、急に緊張がピークに達してしまい、視界が狭まったんです。娘の様子を見るために最後に娘の後に並んだのに、娘の様子が見えてません。
DAPUMPの握手の並び順は、U-YEARさん・DAICHIさん・TOMOさん・KIMIさん・YORIさん・KENZOさん・ISSAさんだったと思います。緊張していたせいかTOMOさんとKIMIさんの並び順はあいまいです。
あまりにもサラッと握手が流れてしまったせいで、お目当てのYORIさんのときに何も言えず、ファ~っとなってしまいました。
もう、バカ!俺のバカ!こんなときに緊張するなんて!
このときのために早起きして、きっちり思い出にしとこうと思ったのに、余韻が残らないまま握手が終わってしまうとは・・・
妻と娘は大興奮で、娘はISSAさんに「ありがとね」と声をかけられ嬉しかったみたいです。
ま、娘が喜んでいるなら、親父の余韻なんてどうでもいいか^^
七福神よりDA PUMP7人
神の力に頼ることなく、自分の力で今の地位を掴んだDA PUMPは、自らを照らし続けて、今や人を照らしています。今の私には、眩しい存在です。
彼らを前にすると、財布に金運のお守りを入れて、神頼みしている自分が恥ずかしいです。
七福神は、ご利益をくれません。
自分の運命は、自ら切り開いていくしか成功はありません。
今回はきっちりと7人のDA PUMPと握手し、おかげさまで勇気をいただくことができました。
DA PUMPの皆さん、私のような親父と握手してくださりありがとうございました。
また、イオンモール幕張新都心でのリリースイベントお疲れさまでした。