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自分の文章が下手すぎてイライラするストレスが解消される文章テンプレート10個【神文章本紹介】

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ネタがなくて必死こく、やっとブログの文章を書いた後、一晩経って読み返し愕然。

「なんだこの支離滅裂な文章は・・・自分はこんなに馬鹿だったのか。あまりにも下手すぎる。」
なめたらあかん、なめたらあかん、文章舐めずに辛酸舐めてぇ~。そんなVC-3000のど飴の曲が脳内を駆け巡る。

書いた文章は、相手に伝わらなければ意味がありません。時間が経過して読み返したとき、自分にも伝わらないなんて、どういうこと?

よし、なるべくわかりやすく伝わりやすい文章が書けるような学びがある魔法の書を探そう。そう思って見つけてきた魔法の書?が、今回紹介するこちらの本でございます。

「残念ながら、その文章では伝わりません 」は魔法の書か?

文章を書くのが苦手なら必読の文章本か?

この本を読むとどんな結果が得られるのか?
本書の「はじめに」にはこのように書かれてます。

「伝わらない文章」が「伝わる文章」になる
整理されたわかりやすい文章が書ける
「何を書けばいいかわからない状態」から抜け出せる
「どう書けばいいかわからない状態」から抜け出せる
読む人に誤解や誤読されることが減る
文章を書くスピードが速くなる
人に興味をもたれる文章が書けるようになる
文章を書くことへのコンプレックスが消える
「自分は書ける!」という自信がつく

残念ながら、その文章では伝わりません (P5)

なるほど。すべて当てはまります。著者:山口拓朗氏の言うとおりなら、たしかにこの本は私の問題解決に協力してくれそうです。当てはまる人は読んでみるとよいかもしれません。

ただ、「文章を書くのが苦手なら必読した方がよい文章本か?」「本を買っただけで、本当にそんなにうまくいくか?」と思うところですが、読了した感想は、曖昧かもしれませんが「言ってることはわからなくもない」というところです。

第1章~2章:下手な文章の改善例がわかりやすい

曖昧な感想になったのは、努力が必要だからです。読んですぐできることとそうでないことがあります。努力せず楽がしたい私にはその点がマイナス評価。しかしながら、それは個人的な理由です。一般的な文章本との比較で考えると、次の2点について、文庫本として一冊にまとまっているのは、良い点です。

1点目:わかりやすい文章の書き方が学べ、書けるようになる。
⇒一般的な文章本はこの点の解説がほとんど、よくあるわかりやすい文章の書き方について解説されてます。
2点目:速く書くための助けになる10個のテンプレートがある
⇒10個もあるのは優秀。そういう文章本はあまりないのでは?

1点目については、第1章~第2章を読むとわかります。主に文章の書き方や直し方の解説がメインの章です。悪い例と改善例の対比で「なるほど!」と思える内容になっております。
下記は、本書のP21から例の引用です。

NG例:カルシウムが多い食品は、昆布やしらす干しに多く含まれています。
改善例:カルシウムが多い食品は、昆布やしらす干しなどです。

このような例題がいくつもあり、心当たりのある箇所はすぐに改善できると思います。

第3章:文章テンプレート10個と伝わりにくい文章の改善例ありは神章

2点目については、第3章の文章テンプレート10個が最強です。本書はこのテンプレート10個がウリでしょう。どんなテンプレートか、一覧は下記です。

①結論優先型(ビジネス)
②エピソード×気づき型(SNS)
③列挙型
④主張型
⑤時系列型
⑥重要度型
⑦比較型
⑧提案・紹介型
⑨ストーリー型
⑩序論・本論・結論型

例えば、①の論優先型(ビジネス)は次のような流れです。

1.結論
2.理由・根拠
3.具体例(詳細)
4.まとめ

実際に具体例もありますので、学びやすかったです。このテンプレートがあれば、私ごときでもうまい文章が書けそうな気がします。しかも、紹介されているテンプレートは、ブログ記事だけでなくビジネスなどさまざまな用途で使えそうです。わずか800円程度の文庫本ですから、コスパがよいと言えるのではないでしょうか。1500円くらいする中身のない文章本の著者は反省してほしいと思いますね(言いすぎかなぁ)

よっしゃ、せっかくだから、このテンプレートでトレーニングしてみるかな。(と言いつつ、クズな私は三日坊主かも)

まとめ

魔法の書ではないけれど良書。けれど弱点あり

「残念ながら、その文章では伝わりません」は、文庫だからと言ってなめたらあかん本でした。本書のノウハウやテンプレートは、ブログやビジネスなど文章の種類を問わずに使える気がします。文章術の本はたくさんありますが、文庫でテンプレートが10個紹介されている本は、あまりみかけませんので、かなりコストパフォーマンスがよい本だと思います。

ただし、魔法の書かというとそうではありませんでした。そう、努力が必要だからです。しつこいですね。ただ、当たり前の努力ができる人なら手元に置いておいて損はないと思います。文庫ですし。

あっ、本書は弱点あります。文章が思いつかないなら、本書だけを持っていても意味ないかもしれません。これは弱点ですね。ただし、私だけの弱点です。

やれやれ、文章が思いつないも課題ですね。今度は「文章が思いつく魔法の書」を探すとします。

 

 

 

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