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Twiceってご存知ですか？韓流の多国籍スーパー美女9人のグループです。
そのTwiceに8歳の娘がドはまりしてまして、毎日お風呂場で、でかい声でTwiceの歌を聞かされます。しかも、たまに学校の音楽かなにかで習った曲まで歌われ余計にイラっとします。
こうなったら私も負けじと、DA PUMPのUSAで応戦です。
どうやら娘はDA PUMPを好きになってくれたようで、応戦は私の勝ち！と思いきや、結局私もTwiceのBDZって曲にドはまりしてしまい、予想しなかった展開です^^
そんなTwice好きな娘は1月が誕生日でして、誕生日プレゼントとして新大久保に連れて行ってほしいとお願いされてしまいました。
韓流の街と化した新大久保には行ったことがありませんので、会社の同僚に新大久保についてどう思うか情報収集したところ、「中年男が行ってもつまらないと思うよ」とのこと。
その同僚とは感覚が合うだけに、行く気が失せましたが、やっぱり娘が喜ぶ顔が見たいので連れて行くことにしました。
「そんなに高くないものなら、なんでも買ってあげる」と約束し、妻も含め親子3人で韓流の街、新大久保に行くことにしました。
目次
韓流だらけの新大久保でショップ巡りな一日
大久保から歩くのがコツ
休日に朝早く起きなくてはならないつらさ。寝坊がどれほど至福のときであるか、サラリーマンならわかってくださりますよね。いつもは寝坊助のくせに、新大久保に行くその日に限って早起きの可愛い娘にたたき起こされ、やっぱり行くのかと覚悟を決めました。
妻のリサーチによると、新大久保に行くには、新大久保駅で降車するより大久保駅で降車した方が混まなくてよいとのこと。で、行ってみるとたしかに、大久保駅から行くで正解でした。大久保から新大久保までは、歩いてもたいした距離ではございません。
新大久保駅は若い子達に任せ、大人は経済力を活かして大久保駅から行きましょう！
新大久保到着、娘の目当てはTWICEだけど・・・
大久保から歩いて新大久保駅まで行くと、早速交差点にショップがありました。
いきなりショップですか？さすが新大久保！
ショップに気がついた娘は猛ダッシュで中へGO！Twiceだらけのショップ内、急に娘のテンションがMAXです。「あれ欲しい、これ欲しい」のおねだり攻撃です。しかし、どう考えても、必要なモノとは思えないものばかり。
「娘よ、親父は結構がんばって働いてるのだから、お金は大事に使ってほしいのだよ・・・（心のつぶやき）」
私のケチくさい根性が芽生えてきました。
ダブルバインドはいけない
「パパ、これ買っていい、あれ買っていい？」
あれもこれも籠にいれて買いたがる我が娘。それをことごとく、ダメだと言う私。
そう言われてハッとしました。
自分が娘に言っていることは、ダブルバインドだ！（ウィキペディア：ダブルバインド）
なんでも買ってあげると言っておきながら、その一方であれは駄目、これは駄目と矛盾していることを言っているではありませんか。
こういう矛盾はよくないのです。カウンセリングを勉強した身として情けない話です。
金持ち父さん貧乏父さん作戦
そこで、急にピン とひらめき、ダブルバインド状態をやめるべく次のように言いました。
買っていいかと聞かれてしまうと反射的に私の価値感で損得を考えてしまうので、娘に小遣いをあげることにしました。小遣いをあげた以上、娘が何に使おうが勝手と割り切れますし、娘も私に買っていいかと聞いてくることもありません。
この「金持ち父さん貧乏父さん」と言う本は、超要約するなら、「学校の勉強していてもたかが知れてる、それよりお金の勉強した方がいい」そんなメッセージの本でして、この本の影響を受けていたこともあり、娘に3000円渡すという考えが浮かびました。
案の定、お金を渡した後、娘の行動が変わりました。
計算しはじめたぞ、しめしめ
娘は、籠の中に入れていた一部の商品を、元の棚に戻しはじめました。買うものと買わないものを慎重に選んでいます。
おっ！そうそう、それそれ！
そんなに算数得意じゃないのに、一生懸命、計算しながら考えている姿を見て、金持ち父さん作戦成功だなと思わずニヤケてしまいました。
親の私が指示しなくても、親がしてほしいと思った行動を娘がしてくれたことで、「正しく育てたかはわからないけど、間違えてはなかったかな」と思える瞬間です。本当に嬉しいです。
新大久保は韓流スターの顔だらけで楽しくない
その後は、各ショップを次々に回ります。やはり女性ですね、妻と娘はショッピングを楽しんでます。
しかし私はまったく楽しくない！！
まず、新大久保の各ショップ。どこいっても韓流アイドルの
顔、顔、顔・・・顔だらけじゃないか！
若い女性を甘い目で刺す男性アイドルの顔。
男をとりこにする艶めかしい女性アイドルの顔。
うちわやら、キーホルダーやら、韓流アイドルの艶っぽい顔ばっかりで、そりゃあ年頃の若い子達が夢中になるもわかりますが、逆に中年親父にとっては、常に見られているような感覚で疲れます。
檻の中のライオンの気持ちが分かりましたよ。そりゃ疲れて闘争心失うよね・・・
疲れながらもせっかくの新大久保体験ですから、何かひとつくらい手土産でも買って帰ろうかと品探ししましたが・・・
1つも欲しいものなし、マジで！
新大久保は、中年親父にはつまらない・・・会社の同僚が言っていたのはこのことか。と、いうことで、嫌気がさした私は、念のため持ってきていた本を店の外で読むことで時間潰しです。
韓流の街、新大久保でただ一人、寒空の下でかっこつけてビジネス書を読む中年オヤジ。そんなやつが一人いてもいいじゃないか。
しばらく読書に浸ってましたが・・・無理無理、30分くらい読書してギブアップ。寒さで手が冷え冷えになり、ページがめくれないのです。
「仕方ない、韓流スターの視線が疲れるけど店の中に入るか・・・」あとはただただ、妻と娘の後をくっついて歩くだけなのは、言うまでもありません。まっ娘が楽しんでいればいいですけどね。
韓流スターの顔に疲労して子供の寝顔に癒される
娘は3000円できちんと買い物ができたようです。各ショップで、計算しつつ買い物を楽しんでいる姿、自分でレジに並んでお金を払っている姿、「大きくなったな」と少しうるっときます。
帰りはやはり大久保からです。これがコツです^^
帰りの電車内では、歩き疲れたのでしょう、娘は私に寄りかかってすぐに寝ちゃいました。軽く1万歩は超えてますからね。口をパカッと開けて、少し乱れた髪、買い物しているときは大人になった気がしましたが、寝顔はやっぱり小さな子供です。韓流スターの顔だらけの街並みに疲労していた私は、その娘の寝顔で癒されました。
その後、私も妻も爆睡し一家で乗り過ごしたのは言うまでもありません。
何かに夢中になること
話は変わりますが・・・
子供が何かにハマっている姿を見て、親としてどう思われますか？
スポーツ、漫画、ゲーム、タレント、YouTube、テレビ・・・許せるものと許せないものがあるかもしれません。
私の娘はTwiceにハマってますが、ハマりすぎて韓国語を勉強しているくらいなのです（まあすぐにあきるでしょうけど）。好きなことに夢中になることと語学の勉強がつながるなら、これは是非ハマらせたいですね。
ゲームが好きなら、プログラムを覚えさせる。YouTubeが好きなら動画作成を覚えさせる。漫画が好きなら漫画を描かせてみる。そうやって好きなことをしながらスキル習得できるように子どもの個性や可能性を伸ばせたら、きっと将来は自ら輝く大人になっているかもしれません。もしかしたら、子供のうちから稼いで親を楽にしてくれるかもしれません。
そう考えると何でもいいから何かに夢中になるのは大事なことかもしれないと、あらためて娘から教わりました。
私は、貧しい家で育ったから、何かにハマることなんてできなかったです。だから、娘には極力好きなことをさせるようにしてます。もちろん、最低限の勉強ができることが条件ですけどね。
最愛の娘へ！今月で8歳になったね、おめでとう！
