泣き叫ぶ子供を静かにさせるため、子供の笑顔見たさに負けてしまったため、親戚や知り合いからのいただきものとして断れなかったため。そうやって、いつの間にか部屋の中で陣地を広げるかわいい邪魔者。
それは、ぬいぐるみ。
部屋中に散らかるぬいぐるみの存在に対し、いつも「ゆ、ゆるせん!」思う私。父親の皆様なら、この気持ちわかってくれるでしょう。多すぎるぬいぐるみは、処分したいですよね。
今回は、不用なぬいぐるみの処分と、娘の痛烈な一言に思わず感動した話を書かせていただきます。
目次
ぬいぐるいみを処分したいのに処分できないのは何故?
ぬいぐるみを処分できない理由
ぬいぐるみなんて男の私にとっては、キーホルダーと同じくらい不用なもの。さっさと処分したいところです。しかし、処分しようとすると妻や娘の抵抗にあい、なかなか処分できません。しかも、処分しようとすると、いつもこの一言。
「かわいそう・・・」
まるで生き物のように思っているのでしょうかね。そう言われて押し切られてしまい、いつも部屋が片付かないのです。たかがぬいぐるみの処分、されどぬいぐるみの処分。ぬいぐるみの処分には2つのハードルを越えなくてはなりません。
①我が家の女性陣の感情
②どう処分するか
「どう処分するか」もなかなか高いハードルです。意外と盲点なのです。
どういうことか順を追って説明しますと、私の住んでいる地区のぬいぐるみの処分の仕方は、燃えるゴミでOKなのです。大きいぬいぐるみは裁断すればよいのです。簡単ですよね。
そこで、妻や娘に気づかれないよう『少しずつぬいぐるを捨てる作戦』を考えました。しかし、いざ決行しようとして邪魔が入ったのです。
それは、なんと、私自身のマインドです。
7歳の娘の許可なく、処分する後ろめたさ。可愛いぬいぐるみが潰されるイメージ。処分直前でこういうマイナスイメージに支配され、罪悪感で処分ができなくなったのです。
なんてことはない、ぬいぐるみを生き物のように思ってしまうのは、父親である私も一緒なのです。
さて、困りました。どう女性陣の心を突破するか、どう自分自身が罪悪感を感じない処分をするか。この2点を解決する方法を模索するしかありません。
発見!ぬいぐるみを処分する方法
救世主、エコトレーディング
父親である私は考えました。どうやったら妻と娘の「かわいそう」という感情を突破し、処分したい気持ちにさせることができるかを。私自身も罪悪感が芽生えない方法を。
「そもそも捨てる以外の処分方法あるのか?」まずは、捨てる以外の処分方法があるかどうかを調べます。
ググってみると・・・あります、あります、あるじゃないですか!
不用品を回収し、恵まれない子供達に寄付している会社があるのです。
それこそ私の救世主、ECO Trading(エコトレーディング)。
エコトレーディングの口コミや評判を調べる
不用品寄付と輸出を行っているエコトレーディングですが、第一印象は「本当は寄付なんかしないで転売とかしてんじゃないの?怪しいなぁ・・・」と疑っていました。疑い深い私は口コミや評判が気になるため軽く調べてみることにします。
まず、エコトレーディングのホームページを観てみます。じっくり閲覧してみると・・・。
なんと!今まで送付された不用品を公開してるではありませんか!!
不用品として送ったものなのに、大事に扱ってくれてるのがわかります。これは好感度アップです。次に、Googleでエコトレーディングの口コミや評判も調べてみましたが、特に悪い評判が見当たりません。
以前、本の回収業者を利用したことがありましたが、さんざんな目に合いました。後で調べてみたら口コミや評判が悪かったため事前に調べておけばよかったと後悔したことがあります。その経験から今回は事前に調べてみましたが、ほとんど悪い口コミや評判が見当たらないということは、素晴らしい活動をされてる方々なのでしょう。疑ってしまい申し訳ない限りです。
必殺!いらないおもちゃやぬいぐるみは、処分でなく寄付する作戦
まあ、私としては、いらないおもちゃやぬいぐるみを処分したいので、エコトレーディングの口コミや評判なんて気にしてられません。むしろ、貰ってくれるならありがたい話なのです。
それに、燃えるゴミにぬいぐるみ捨てるとしたら罪悪感がありますが、恵まれない子供達に寄付するならどうでしょう。まったく罪悪感がありません。それに寄付なら妻と娘も了承する可能性があります。
そう、寄付・・・これだ!いけるぞ!この作戦ならいける!逆らえまい。
早速、妻と娘にぬいぐるみの寄付を提案すると・・・OKの返事でした。ヤッター\(^o^)/
早速エコトレーディングにぬいぐるみを寄付する
エコトレーディングへの送り方
エコトレーディングへ荷物を送る際の方法や送り先はホームページをご確認ください。
今回私は、ホームセンターで、長さ(424mm)×幅(303mm)×深さ(333mm)の段ボールを数百円で購入し、ぬいぐるみを梱包しました。
その後、娘とファミリーマートへ行きます。行く途中、寄付することに満足の娘が、世界の知らない子供たちに自分のぬいぐるみを使ってもらうことを楽しそうに話してました。これは次回以降も同じ作戦が通用しそうです。
宅急便はヤマト宅急便を使いまいた。送料は私持ちですが、お金を払ってでも処分したかったので、全然OKです。早速、エコトレーディングの海老名支店に送付しました。送料は1500円くらいでした。罪悪感なしなら、安い安い!
不用品を寄付して社会貢献気分を満喫
不用品のぬいぐるみを燃えるゴミで処分するのではなく、寄付するという方法で処分できたため、めちゃくちゃ社会貢献している気分を満喫できました。
「なんて、素晴らしいことなのか!」
しかもエコトレーディングの取扱品目は、ぬいぐるみだけではなく、「なんでこんなものがいるの?」と思うものでも、必要としてくれているのがホームページを閲覧してわかりました。もはや社会貢献という名の不用品処分がしたくてしたくて、しょうがないくらいです。
部屋も片づいて、一石二鳥。
エコトレーディングさん、貰ってくれて本当にありがとう。また「不用品寄付」するので、よろしくお願いいたします。
そしてぬいぐるみたちよ、恵まれない子供たちのところに無事届きますように!
エコトレーディングへ寄付すべきものは?
7歳の娘が語る本当の親切とは?
まだまだ処分、いやエコトレーディングに寄付したいものはあります。寄付したいものは、娘のおもちゃがほとんどなので、お風呂に入っているときに、娘を洗脳します。
いっぱい、親切なことをしようね。
まあ、こんな感じで物が無くなることをポジティブなこととして洗脳するわけですが、私の顔をじっとみていた娘が、一言言いました。
ファッションデザイナーは、少し前に娘が口にしていた夢なのですが、友達の影響を受け、最近の夢はイルカの調教師だったのです。またファッションデザイナーに戻ったのは何故だか気になりました。
なっ、なんてことだ!娘の思考は父親である私の思考を超越している!
父親の言ってることが、どこかおかしいことに気づいてしまったのです。お見事!
不用品寄付を親切なことだと娘を洗脳しようとしていた父親の性根のくさり具合が恥ずかしいです。社会貢献した気分になっていた私は反省するしかありません。
いつだって、子供の純粋さから親が教わることはたくさんあります。その教えに応えるためにも、今度からは不用品だけでなく、必要なものも寄付したいと思います。
それと、こういう寄付活動は、子供の博愛精神を育てることが出来ると知りました。親として、何よりうれしい誤算です。
追記:宅配回収の報告で紹介されてました
私達が寄付した不用品が、エコトレーディング海老名支店のホームページのコチラの記事(宅配回収の報告)で紹介されています。
エコトレーディングに寄付する前にリサーチがてらホームページを閲覧したときに、届いた商品を掲載していることは確認しましたが、本当に自分が送った商品が掲載されると信用度アップですね。
子供の不用品処分に困っているお父さん、お母さん。
不用品を捨てるのではなく、寄付されてはいかかでしょうか^^