本を読むスピードと本を買うスピードどちらが早いか、読書が好きな方なら、本を買うスピードの方が早いと思います。
積みあがった本の山を解消する前に、さらに高く積んでしまい、「お金がもったいないかな・・・」なんて、なぜか罪悪感もあったりして・・・。
そうなるとやはり身につけたくなるのが速読技術です。
さまざまな速読を試して挫折した私が、「これで最後だ!」と期待したダイレクト出版の「フォーカス・リーディング速読マスター講座」について、体験談を書きたいと思います。
目次
フォーカスリーディング速読マスター講座について
30日間無料お試しに釣られる
2018年6月に『フォーカス・リーディング 速読入門講座』を購入し、『フォーカス・リーディング 速読マスター講座』には、興味を持っていました。
マスター講座は、通常の価格から1万円割り引かれても2万9800円しますので、速読のオンライン講座でこの価格は勇気が入ります。
今まで、速読にチャレンジしさんざん失敗していました。フォーカスリーディングもうまくいくかどうかわかりませんし、セールスレターの内容も信用していませんでした。
しかし2018年12月末、なんとダイレクト出版が『30日間無料お試し』で『フォーカス・リーディング 速読マスター講座』を販売してくれたのです。
「30日間無料お試しだと!」
やられました、オファーが強いです。その直前までは、『30日間返金保証』でしたので、『30日間返金保証』から『30日間無料お試し』に「オファー・保証」が変わったのです。
「何故だろう?前のオファーや保証では予想より売れ行きがよくなかったからか?」
理由が知りたいところですが、ダイレクト出版がいろいろとテストしている様子はかなり勉強になります。
このオファーなら、30日間はお金が引き落とされないことになりますので、先にお金を払う30日間返金保証よりも気持ちが楽です。保証が強くなったので、迷わずお試しすることにしました。
やはり、ダイレクト出版には買わされてしまいます。さすがだなぁ。
正月休み中に3日間集中する
気に入らない場合、30日以内に解約すれば引き落されませんので、30日間のうちに講座を終えなくてはなりません。
『フォーカス・リーディング 速読マスター講座』は、3日間のセミナーをオンライン講座として動画にしたものです。ステップ1~3を受講するのに、時間は3日間必要です。もちろん連続3日間の方がよいに決まってます。
正月明けの個人的なスケジュールは、休日も忙しく埋まっております。そのため、正月中の3日間に集中して受講するしかない状況です。
もし、3日間の講座を正月中に受講完了できなかったとしたら、『30日間無料お試し』期間中に、全受講できない可能性が高いため、後で気に入らないことが判明しても、価格を払うことになります。効果がなかったらお金を払いたくありません。
逆に講座の効果があった場合、もちろんお金は普通に払いますが、それでも30日以内に解約すればお金は払わなくてよいわけです。でも、私は普通の神経の持ち主なので、効果があったらお金は払います。
よって、講座の効果があるにしろないにしろ『30日間無料お試し期間中』に受講を完了するのは必須であり、その30日間ある猶予が私の場合は正月中になってしまいました。
でも、よくよく考えたら12月末の30日間無料お試しなんて、絶妙なタイミングでの販売ですね。正月休みを使えば、3日間の受講は完了しますので、「30日以内に終わらないぞ!」というクレームになる可能性が低そうです。ちゃんとお客様にチャンスを与えてくれている気がします。
ダイレクト出版はそこまで計算して、年末のタイミングで『30日間無料お試し』を仕掛けてきたのかな。
と、すると・・・次はゴールデンウェークでしょうか^^
スケジュールの確保が必須
1ステップ最長5時間半くらいの講座が3日間あります。保証期間があったとしても、受講終了するためには十分な時間が必要です。
保証期間中に、3日間スケジュールが押さえられるなら購入しチャレンジしましょう。
と、いうわけで、私は正月の3日間をフォーカスリーディングのために使うことにして、家族サービスもせず、お参りにも行きませんでした。
フォーカスリーディング速読マスター講座の講師:寺田先生について
フォーカスリーディングは寺田先生のうんちくが面白い
受講していて思ったのが、寺田先生の話が非常に面白いということ。
フォーカスリーディングだけでなく、「本のこと」や「脳のこと」など、非常に知識が豊富であり、受講していて非常に楽しいです。
うんちくだけでも、非常に価値を感じます。
速読を習おうとするモチベーションの人を相手にするわけですから、中途半端な知識では講師なんてできないと思います。かなりトークに引き込まれてしまい、講座の中で寺田先生が紹介していた本を即効で買ってしまいました。
本当に圧倒的な知識に支えられたトークがうまく引き込まれてしまいます。きっと、コピーライティングも達人だと思います。
一方で、ちょっとフレンドリーな感じもします。セミナーは高額ですし、社会人の方もいますので、フレンドリーな感じが苦手な人もいるかもしれません。
フォーカスリーディングのブログを一読しましょう
「フォーカスリーディングって何?」 速読に興味があるなら気になる方も多いと思います。
ご興味がある方は、 「速読なんて存在しない!」という話はフォーカスリーディングの講座でも言われてまして驚かされました。そのことがコンテンツになってますので一読されるとよいかと思います。
フォーカスリーディングのブログをご覧ください。速読フォーカスリーディングの受講後の効果
フォーカスリーディングのコツが掴めない
結論から言います。
私には、まったくといっていいほど効果がありませんでした。
もちろん、やる気はありました。
「1冊でも多く本を読んで、知識を得たい。それで人生が変わるかもしれないなら、今年の正月は家族と楽しめなくてもいい。」
「通勤電車の中で1冊読みえることができたら、どれほど素晴らしいことか。それができれば、他のプライベートな時間は別の学習に割り当てることができる。」
「戻ってくることがない時間。速読を身に着けることで時間の有効活用につながるなら、是が非でも技術を身に着けたい。」
私なりに速読を身に着けたいという強い意思がありましたので、小学2年の娘には申し訳ないと思いましたが、正月はどこにもお出かけに連れていかず、フォーカスリーディングに集中したくらいですから。
途中からトレーニングについていけなくなる
■Step1(一日目)
眼の使い方では、まばたきが多いのがわかり、うまくトレーニングできませんでした。そこで、すぐに目薬を買いに行き、トレーニングをやり直しました。その日の夜もワークを一生懸命やりました。
■Step2(二日目)
文字を頭の中で音にしない方法を試したとき、速読を身につけることができるかもと期待してしまいました。でもそこから先のトレーニングは何をやっても手応えが感じらませんでした。
活字と戯れる・・・? 視点を滑らかに動かす・・・? その感覚が掴めません。
今読んだページの理解度は70%、次は85%で読むなんて、どうやってその15%差を理解すればいいのだろう。
スキミング・・・? まったくといっていい程、頭に内容が入ってきません。
■Step3(三日目)
最後に近づくにつれ、どんどん追いてかれているのがわかりました。なんとかあきらめずに3日間集中しましたが、結局手ごたえを得ることができませんでした。
このように、またもや速読をマスターに失敗したのです。
もちろんすぐに習得できるとは思っておりません。ただ感覚的な話ですが、イケるという手ごたえを感じることができないのです。
いまだに、本を読むときのおすすめの角度や眼の使い方は継続してますが、それほど上達しておりません。ただ、フォーカスリーディングの講座が悪いのではなく、私の読書に癖があり、矯正が必要な気がします。時間もかかりそうです。
もうお察しかと思いますが、講座はお試し期間中に解約し、お金は無駄になりませんでした。こういうところは、いつもダイレクト出版に感謝しているところで、おかげで安心して投資できます。
フォーカス・リーディング速読マスター講座まとめ
私は、フォーカスリーディングを身につけることができませんでしたが、だからといって人に薦めないわけではございません。
寺田先生のうんちくはかなり勉強になりますし、フォーカスリーディングは、私以外の人ならきっと習得できる技術だと思います。ただしこの講座は、オンライン講座ではなく、セミナーに行って寺田先生にフィードバックを貰いながら取り組んだ方がよいと思います。
セミナーは16~17万円という価格のようですが、私には無理な金額です。だからこそオンライン講座を購入したのですが、残念なことに駄目でした。フォーカスリーディングで駄目なら、今後、他の速読もチャレンジしませんし、他の速読とも決別できただけでもよしです。
そういう意味では、気合入れて正月つぶして、チャレンジしてよかったです。結論が出るだけでも前に進めます。
これからダイレクト出版の『フォーカス・リーディング 速読マスター講座』にチャレンジしたい方は、お試し30日間期間中、3日間集中できる時間が作れるなら、是非チャレンジしてみてはいかがかなと思います。