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毎日会社で働いていれば、誰かと口論になりそうな時があります。そんな時、我慢したり、怒りに身を任せて口論したり、無視したり、その場から離れたりさまざまな対応方法を取るでしょう。
数年前の私だったら、無視という選択肢を好んで使ってました。小学生のころから無視という選択肢が好きで大人になっても変わってません。情けないことです。
しかし、2018年の今現在は、違います。喧嘩しそうな空気になったら、相手の意見を肯定的に捉えて話すようにしてますので、トラブルに発展するようなことが少なくなりました。
「相手の意見を肯定的に捉える」カウンセリングの勉強が活きているなと思います。高額のスクール代を払ったかいがありますね。やっと少しだけ大人になれたのかもしれません。
でも、カウンセラーでもない小学1年生の娘から教えてくれた喧嘩した時の仲直りする方法は違う方法でした。
友達と喧嘩したときの仲直りの仕方
お風呂に入っているときの会話です。
D・カーネギーは「人を動かす」で、こんなことを言ってたのを思い出しました。
人を批評したり、非難したり、小言を言ったりすることは、どんな馬鹿でもできる。そして、馬鹿者に限って、それをしたがるものだ。
人を動かす文庫版(P26)
白黒の決着をつけたがる私としては、もっと早く我が娘の考え方を身につけていれば、後悔だらけの人生を送らなくて済んだかもしれません。我が娘に感心した次第であります。
喧嘩して仲直りするには白黒つけないことも大事
曖昧meWin
どちらが悪いかと白黒つけることより仲直りすることが大事。そんな風に考えたことがなかったです。
さすがに社会人がその考えを実行に移すのは難しいのではないでしょうか。なぜなら社会人は、白黒つけることが大事なことだからです。自分の責任問題に関わりますし、問題は誰の責任であるか追及するのは当たり前のことです。
また、責任を擦り付け合う展開になれば、落としどころをさぐることになるでしょう。どちらかが責任取らなければ、気持ち悪い折衷案でまとまっていきます。なら、はじめから騒ぐなよと言いたいですが・・・。
いずれにしましても白黒つけないなんて、大人にはわかっていてもできない解決方法だと思います。でも、もし白黒つけず曖昧なままで終わらせることができたならどうなっていたか?
私が白黒つけることにこだわらなければ、避けることができた衝突。白黒つけたところで何も変化しない現実。折衷案が出た段階でおさめておけばよかったと後悔する出来事。全部無かったことになったかと思う出来事がたくさんあります。
結局、つまらないプライドを守ろうとしたせいで、無駄なエネルギーを使いつづけてきただけなのです。曖昧にしておけばよかったのです。曖昧の方が勝ちだったかもしれません。曖昧meWinなのです。
もし、過去の私が娘と同じように考えることができたなら、確実に今と違う人生を送ってたでしょうが、今からでも遅くはありません。自分の成長のためにも、たまには何事もなかったように関係改善を優先にした仲直り方法をコミュニケーションの中に取り入れていきたいと思います。