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大谷翔平選手が目標達成に使用した原田メソッドのツール「オープンウィンドウ64」で、「心・技・体・生活」を意識した行動目標を作成したとしても、それだけでは目標達成できません。
何故かと申しますと、目標達成するためには、オープンウィンドウ64で行動目標を立てるだけでは駄目なのです。
その行動を習慣化し、また自分自身を振り返りフィードバックしてくことも必要だからです。
当然、原田メソッドには、行動を習慣化するためのツールや、毎日振り返りするためのツールがあります。そこで今回は、そんな原田メソッドのツールが揃っている本を紹介します。
「目標達成ノート STAR PLANNER」です。
目次
目標達成ノート STAR PLANNERの魅力
原田メソッドの実践に必要な4つツールとは?
原田メソッドには、目標達成に必要なツールがあります。4大ツールと言われてますが、それが次の4つです。
原田式長期目的・目標設定用紙
ルーティンチェック表
日誌
大谷翔平選手が使った目標達成シート「オープンウィンドウ64」以外にも、目標達成に必要なツールがあるのです。
こういったツールを、自分で作って揃えようとすると、結構時間がかかります。でも大丈夫です。この本を購入すれば、原田メソッドに必要な4つのツールが手に入ります。どちらかというと、本というより手帳ですね。
↓参考までに本書のある1ページの画像を共有しますのでイメージを掴んでいただけばと思います。
原田メソッドで4つのツールを使う理由
これら4つのツールを使って、目標を達成する可能性を高くしていくわけですが、なぜ4つもツールが必要なのでしょうか?
それは、原田メソッドは心を育てながら成果を出すことを目指していたからです。
本書P8から引用しましょう。
けれども、「自立型セルフマネジメント」では、パフォーマンス(成果)を高めていくことと、心を育てることを、同時に平行して行います。
1.未来を描く→心を使う
2.清掃、奉仕活動、エコ活動→心をきれいにする
3.日誌や活動を継続する→心を強くする
4.毎日の振り返り→心を整理する
5.感謝の気持ちを持つ→心を広くする
4つのツールを使って、「心を使い、心をきれいにする、心を強くする、心を整理する、心を広くする」という、5つの心を育てていきながら、目標達成する確率を高めていくわけですね。そのために、4つのツールが役割分担をしていたのです。
①オープンウィンドウ64を使って、「心・技・体・生活」を盛り込んだバランスのよい行動目標を立てる。
②4観点シートで目標を広げる。(原田式長期目的・目標設定用紙)
③その目標へ向かうための行動をルーティンチェック表に落とし込み習慣化させていく。
④日誌を書いて、習慣化した行動を日々フィードバックする。
「なるほど」と簡単に言っていいものではなさそうです。このツールを作成した原田先生がどれだけご苦労されたかわかります。きっと膨大な時間を費やし、思考錯誤を繰り返したのでしょう。そうでなければ、心育てと目標達成を兼ねるツールを作成することができなかったと思います。
そして、その努力の結晶をこうして公開し世に広める活動されてます。子どもも使うことができるわけですから、そんな素晴らしいメソッドを開発してくださった原田隆史先生には、親として心から感謝したい気持ちでいっぱいです。
原田メソッドの日誌を書くことで身につく2つの力
原田メソッドの日誌は、以下の2つの力を身につけるために工夫されています。
・セルフマネジメント(自己管理、自律)力
・セルフコーチング(自立)力
自分に自信がない私にとっては、この2つの力を育てることは非常に大事なことです。普通の日誌や日記を書いていて、セルフマネジメント力やコーチング力が育つのかといえば、「はい」とは言えないと思います。何故なら、そういう力が育つように作られているとは限らないからです。
この点は、他の日誌ではなく原田メソッドの日誌を魅力になりますね。
まだあるよ!原田メソッド日誌で育つ8つの力
原田メソッドの日誌の素晴らしさは、以下のような能力がつくよう考えられて設計されているところです。
以前こちらの記事で紹介させていただいた「一流の達成力(P189)」から引用します。
日誌の持つ力は8つあると考えております。
1.タイムマネジメント能力を高める(前日に次の予定とエンドの時間を決める)
2.イメージトレーニング(明日を予測し、成功のための準備をする)
3.仕事の選択と集中(重要な仕事を事前に選択し、エネルギーを集中させる)
4.自己分析(1日の活動を振り返り、〇と✖を分析し、気づきを得る)
5.自信を高める(自己効力感と自己肯定感を自分で書いて高める)
6.プラス思考の習慣づくり(失敗をもし、もう一度やり直せるなら?で考える)
7.成功の習慣づくり(結果につながる自分のパターンやルーティン行動を続ける)
8.ゴール達成のための気づきを得る(達成目標をしっかり意識し、焦点化すると新しいヒントが見えてくる)一流の達成力(P189より)
原田メソッドの日誌を続けるだけで、これだけの能力が鍛えられるのは知りませんでした。「人として成長しつつ目標達成することができるのは偶然ではなく技術だ」と原田隆史先生が言われることが、理解できました。
日誌を書く意味は成功者達が証明している
では、日誌を書いている方に、どのような成功者がいるのでしょうか。次のような方々がいるのがわかりました。
上村愛子(モーグル)、中村俊輔(サッカー)、本田 圭佑(サッカー)、石川遼(ゴルフ)、菊池雄星(プロ野球)、羽生結弦(フィギュアスケート)
やはりと申しましょうか。このようなアスリートの方々の活躍を見ていると、日誌を書くメリットはあることがわかります。日誌を書くことで成功が約束されているわけではないと思いますが、成功する人は日誌を書いてる人が多いです。
そういう良い習慣は真似するべきでしょう。
原田メソッドの日誌を書くことはセルフコーチング効果がある
私はいつも自分に負けます。何かを目標としてがんばろうと決意しても、いつの間にかあきらめています。だからこそ、目標を立てることも難しいし、努力をし続けることも難しいのはよくわかってます。
アスリートならコーチがいるから努力の継続はできるでしょう。目標だってはっきりしています。しかし、普通のサラリーマンがコーチをつけずに努力を継続するには相当強い意思の力が必要だと思います。一人でその強い意思を持ち続けるのはかなり厳しい話です。
だからといって、コーチング契約してコーチをつけることができるかといえば、そんなお金の余裕がありません。価格が高いコーチング料金は、普通のサラリーマンである私には捻出することが無理な話です。
そこで原田メソッドの日誌の出番になります。原田メソッド日誌は高額のコーチング費用を使うことなく、継続して書き続けることで、セルフマネジメント、セルフコーチング能力が育つわけですから、これほど子供や普通のサラリーマンに優しいメソッドはございません。
目標達成ノート STAR PLANNERまとめ
4大ツールを使いこなして成功者になろう
大谷翔平選手のが使用した目標達成シート「オープンウィンド64」が流行っているからと言って、WEBで書き方を真似して書いたとしてもそれだけは目標達成はできません。
人としてどうか、生活には問題ないか、よい習慣が形成されているか、そういったことをチェックしていく必要があるからです。そのために「原田式長期目的・目標設定用紙」「ルーティンチェック表」「日誌」などのツールがあるのでした。
私は原田メソッドをかなりリスペクトしてます。それは、原田隆史先生が、教え子の目標を叶えるために、膨大な努力をされて考案されたものだからです。つまり子どもでも利用できるのです。
大人も子どもも、仕事でも家庭でもアスリートでも、同じメソッドで目標達成できる。そんなメソッドはなかなかありません。それが、原田メソッドなのです。
家族のため、自分のため、地域のため、職場のため、何かしらの目標達成しようと努力している人は是非原田メソッドを学んでみてほしいと思います。
もしお父さんが原田メソッドを教えることができたなら、きっとお子様にとってよいコーチだと思いますよ。