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フォーカスリーディング速読マスター講座にチャレンジした結果、速読の習得は絶望的になりました。あきらめずに練習するとしても、速読の習得は長期戦になりそうです。しかし、高速で学びたい気持ちは高まる一方、ならば次はフォーカスリーディング高速学習講座にチャレンジです。
どんな勉強するにしても、本や参考書を読み、頭に知識を入れるわけでありますが、良い結果を出している人すべてが速読をマスターしているわけではありません。きっと、その人なりの効率のよい学習方法があるはずです。
そんな効率のよい学習法のノウハウがない私は、それならば効率のよい学習方法を学ぼうと考えました。そんなタイミングでセールスされたフォーカスリーディング高速学習講座を体験してみましたので、その感想を書きたいと思います。
目次
フォーカスリーディング高速学習講座について
フォーカスリーディング高速学習講座のマイナス点
視聴した結果、その感想を先に書きますが、なかなか良い講座でした。しかし、実行するのが大変だと思われます。
私にとってはマイナス評価だったことも、人によってはマイナス評価ではないかもしれませんので、この記事での私の評価は「そういう捉え方したのか」といった程度にご参考いただければと思います。
フォーカスリーディング高速学習講座、理論編は動画が長い
オンライン講座なのですが、少し時間が長いと感じました。忙しい方だと挫折するかもしれません。しかし高額講座ですし、大事なところを丁寧に説明されているようです。理論を理解するためには繰り返し視聴する必要があると思われます。
ポイントをまとめた資料があれば学習しやすいのですが、残念なことにそれがありません。「自分でまとめればよい」という声があるかもしれませんが、高額な代金を払うのですから、ポイントをまとめた資料くらいあってもいいと思います。
ちょいちょい英単語がまざり、話が頭に入ってこない
ところどころで英単語が出てきますので、英語に慣れていない方には不便なところがあります。例えば、IQ、EQ、PQ、SoQ、SQという言葉が出てきます。
どうでしょう、言われてピンときますでしょうか?
一応日本語での意味の説明があるにせよ、なるべく英語を使わないでほしいというのが私の感想です。例えば、「〇〇ってこういう意味です」と説明があった後に、しばらくして「それで〇〇がですね」が言われても、単語の意味をちゃんと理解していないので話の内容が入ってこないのです。
ワークブックのどこに書けばよいのか迷う
理論編になりますと、各章の説明のあと、ワークブックに書くよう指示されます。でも「あれ?どこに書けばよいのだろう」と迷う箇所がありました。例えば「投資への意志」を記入する欄はワークブックのどこに書けばよいかわかりませんでした。
「まっ、そんなことは気にせずにワークブックに書いてしまえばいい」と単純に考えれば、できなくもない作業です。
しかし普通であれば、「ではワークブックの何ページを〇〇欄に記入しましょう」とどこに書けばよいかわかるものです。そして理論編が終わったらきれいにワークブックが埋まっているのが理想的な進め方の気がしますが、「多分ここらへんを書けばいいんだよな?」なんて考えながら学んでいたため、学習のテンポがよくなかったです。
そのため少し面倒になったので、途中からはあまり細かいところを気にせず、さっさとワークブックに記入してました。
※注:講座ではワークシートという言葉を使ってましたが、ファイルはワークブックになってますので、ここではワークブックとして表現を統一してます。
フォーカスリーディング高速学習講座のプラス点
理論編での寺田先生の話を聴いていて、なるほどと思った箇所がありました。その点をプラス点として紹介したいと思います。
アハ体験は、学習効果が下がる?
アハ体験ってご存知ですか?
脳科学者の茂木健一郎先生がよく言ってます。「なんだっけなんだっけ?」って考えて、アハって思い出すあの感覚です。脳が活性化するとか言われてます。
そのアハ体験ですが、脳が活性化するかどうかは別として、学習効果は下がるのだそうです。何故なら学習効果はアウトプットの回数が重要であり、アハってするまで悩んでいるのは時間の無駄とのことでした。つまり「あれ?何だっけ?」と何秒も悩むよりも、すぐに思い出さなければさっさと答えを見てしまった方が学習効率はよいとのこなのです。子供がいる方なら、子どもが思い出させず悩んでいたら、さっさと答えをみてアウトプットしようとアドバイスするのがよいのでしょう。
もしかしたら、この講座は、自分の学習スキルアップというよりかは、人に教えるためにスキルアップする。そのつもりで購入した方がよい気がします。
リスクヘッジという考え方は斬新
学習を成就する必須アイテムということで、リスクヘッジという考え方がありました。なるほど、そういう考え方があるかと目から鱗でした。その中で5つある学習をさまたげるものの一つ、家族リスクについては非常に納得させられました。
誰のおかげで自分は勉強できているのか。その人の協力なしで学習ができるのか?その人に感謝しているのか?
私は場合で言えば、妻のおかげで勉強できています。妻の協力なしでは学習時間が取れません。そのことを感謝し態度で表わしているかと言えば、できていないと思います。感謝していないことで妻の機嫌をそこねて、夫婦関係が悪くなったら良い学習ができるかと言えば、答えはNOです。
そこで家族リスクのリスクヘッジです。家族に感謝して、時には家族サービスも優先する。妻へのサービスも必要。そうすれば学習しやすい家庭環境が作れるでしょとのこと。そのとおりだなと思いました。
ワークブックが目標達成シートになっていて秀悦
このフォーカスリーディング高速学習講座のワークブックですが、これがなかなか優秀です。手帳や日誌を書く習慣がない人は、逆に日々の習慣として、フォーカスリーディング高速学習講座のワークブックを使うとよいでしょう。講座の学習中はどこに書けばよいかわからりずらかったのですが、日誌のように書くぶんにはなかなかよい作りになっております。
日々の自分を振り返り反省するための項目は大事です。その項目が、このワークブックにあるのがおすすめポイントであり、日誌のように使用すると自己成長につながるでしょう。
なお、私は原田メソッドの日誌を書いているので、フォーカスリーディング高速学習講座のワークブックは使用しません。しかし、それは原田メソッドの日誌よりワークブックが劣っているからではなく、ある程度の機能や目的が似ているので、2つ同じようなことをやる必要がないからであります。
フォーカスリーディング高速学習講座についてまとめ
学習法を学習する時間がある方はお試しあれ
さて、ダイレクト出版のフォーカスリーディング高速学習講座についてまとめさせていただきます。まず、結論から言いますとさんざん悩んだあげく、講座の購入は断念しキャンセルしました。
理由は、フォーカスリーディング高速学習講座は、すぐに実践できるというイメージではなく、理論を理解するのに、それなりの時間が必要になりそうだからです。つまり、学習法を学習するのに時間がかかるということです。
もちろん一回学習しただけですぐにできるようになるような都合のいいものなどあるわけありません。その点は理解しております。また、最初に理論の理解に時間をかければ、今後の学びにおいて、大幅な時間短縮ができるのもわかっているつもりです。
わかっているのですが、学習法を学習するために時間を使うなら、その時間を他のことに使いたいというのも現実なのです。高額商品だからこそ、即効性を期待したいわけです。もう少し価格が安ければ、購入したまま保存しておけますが、すぐに取りかかかれるほど簡単な内容ではないため、時間経過とともにやらなくなる可能性があります。となれば、またお金の無駄遣いになります。
そこで悩んだ結果今回は、購入時期ではなかったということで、講座をキャンセルすることにしました。ダイレクト出版さんならいずれまたメルマガでセールスされるでしょう。その時、再購入してよい時期でしたら検討したいと思います。
U理論をベースにした学習方法であり、自身が習得すればお子様にも教えてあげれます。この子供に高速学習を教えてあげることができるというのは魅力的なスキルですね。それゆえにキャンセルするまでかなり悩みました。
もしどうしようか悩んでいる方は、時間に余裕があるようでしたら返金保証があることをご確認いただいて、購入してみるものありかと思います。