記事内に広告が含まれています
実はブログで紹介したくなかった本があります。その本は、プロのセールスライターがこぞっておすすめする広告に関する本です。WEBで検索すると、あっちこっちのセールスライターが紹介しているため、そんなに凄い本なのかと思い購入しました。しかし読後、紹介するまいと判断しました。
なぜなら、高価格で読みづらくセールスライティング関連の書籍を読み慣れている人からしたら、真新しい内容がすくないからです。
しかし、時間をおいてみると考えがかわりました。やはり紹介した方がよいと思ったのです。さまざまなセールスライティング関連の書籍を10冊以上読んでみたからわかったのですが、この本一冊持っていればそれら数冊分の内容が網羅されているため、結果としてコスパがいいのです。
今回はその広告本、「現代広告の心理技術101」を紹介したいと思います。
2023年12月末、本書のアフィリエイトは終了しました。
目次
現代広告の心理技術101|ダイレクト出版
現代広告の心理技術101はプロの高評価
なぜコピーライティングを学ぶのか?
今の日本の景気や職場での自分の立ち位置から将来を考えたとき、自分でビジネスする準備をした方がいいと考えたなどの理由があるかと思います。
だからと言って、いきなり高額な講座に金を払って学ぶのは気がひけるもの。そこで、手ごろな価格で購入できる本で、通勤時間を利用して学習しようと考えるのは自然な思考の流れです。私もセールスライティングや広告関連の本をやたら購入しては読んでいた時期があります。
しかし、どの本を買っても腹落ちしないのです。読了感に手ごたえを感じない。だからこそ、さらに本が増えてしまうのですが、中身のない本を何冊も購入していると、時間とお金の浪費になり勿体ないのです。
そこで、プロのセールスライターさんはどんな本をお薦めなのかと調査していたところ、WEBでさまざまなセールスライターさんがことごとくお薦めしていたのが「現代広告の心理技術101」でした。
上記リンク先をご覧いただくとおわかりのように、ダイレクト出版のベストセラーです。起業家たちがみな購入しているようなので、いい本なのかと思ってしまいます。そこで、高額でしたが購入することにしました。
しかし、読んでみると、翻訳のせいなのか、読者に問いかける質問や()書きの説明が多く、独特の言い回しもあり読みづらく疲労しました。
最初は、なぜダイレクト出版のベストセラー本であり、WEBのあちこちで紹介されているのか理由わかりませんでしたが、読後に納得しました。この1冊にセールスライティングに必要なスキルが網羅されているからです。広告やセールスの本を何冊も読んでいる方が、本書を読めば言わんとしていることがわかると思います。
買わせるための41のテクニックは有益
とくにCHAPTER3「買わずにいられなくなる秘密のテクニック」で紹介されている41テクニックは、知っていて損はないでしょう。この41テクニックと同じテクニックが記載されている書籍を用意していたら、何冊の本が必要になり、それらの書籍を読む時間もどれくらい費やすことになるかわかりません。そこそこの費用と時間がかかるのではないでしょうか。
例えば、「影響力の武器」という名著があります。
セールスを勉強する上では通過点ともいえる本です。「あとがき」まで含めれば447ページのボリュームですので、かなり読むのがしんどく、読書に費やす時間も考慮すれば、何度も読み返せるような本ではありません。
しかし、本書でも、「影響力の武器」の6つの心理は引用されており(①社会的証明②好意③権威④返報性⑤コミットメントと一貫性⑥希少性)、P91~102の約10ページを読むだけで、要点を押さえることができます。そういった点が便利なのです。
では、次に、具体的によかった点について、いくつかピックアップいたします。
現代広告の心理技術101の本の内容からピックアップ
生命の8つの躍動+9つの後天的欲求
売上げに大きく影響している8つの欲求(LF8)はご存知でしょうか。
人間には以下8つの欲求が生物学的にプログラムされている
1.生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい。
2.食べ物、飲み物を味わいたい。
3.恐怖、痛み、危険を免れたい。
4.性的に交わりたい。
5.快適に暮らしたい。
6.他人に勝り、世の中に後れを取りたくない。
7.愛する人を気遣い、守りたい。
8.社会的に認められたい。現代広告の心理技術101(P29)
このLF8を紹介している本は、少ないのではないでしょうか。よく紹介されているのが「マズローの5段階欲求」でしょう。しかし、マズローの5段階欲求だけでは具体的にどうアピールしたらよいかアイデアが浮かびづらいと思います。しかし、LF8のように具体的な表現になると、アイデアが浮かびやすくなります。
最初にこのLF8の説明を読んだとき、ここを読んだだけでも得したなと思いましたが、さらに9つの後天的欲求というのもあるのです。
これらはみな二次的あるいは後天的欲求と呼ばれており、9つあるとされている。
1.情報がほしい。
2.好奇心を満たしたい。
3.身体や環境を清潔にしたい。
4.能率よくありたい。
5.便利であってほしい。
6.信頼性、質のよさがほしい。
7.美しさと流行を表現したい。
8.節約し、利益を上げたい。
9.掘り出し物を見つけたい。現代広告の心理技術101(P32)
こうやって販売の際に意識すべき欲求というのをまとめられているのはありがたいです。いがいとまとまっている本がないのです。
ただし、こういう知識は、忘れがちです。復習できるのは「現代広告の心理技術101」ならではでしょう。
ライティングのコツ
P161には、ヘッドラインのキーワードというタイトルで、22個のキーワードが紹介されています。この22個はそのままテンプレートとして使えるので非常にありがたいです。(私も今になって書いてあることを思い出しました。)
また、P167には、さらに12個のリードが紹介されています。書き出しが難しいリードはヘッドラインに比べ、WEBで調べてもテンプレートが少ないです。ですから、12個もサンプルがあるのは嬉しいです。
もっとも好まれる色の組み合わせは?
たとえば、広告を作成されているとして、もっとも好まれる色の組み合わせをご存じでしょうか?
本書のP309に答えがあるのですが、このブログに当てはめ応用したとき、すぐに改善として使えるでと思いました。そこでこのブログのある部分は、本書のおすすめの組み合わせ色に変えてみました。なんらか効果があるといいのですが・・・。
現代広告の心理技術101:まとめ
現代広告の心理技術101の感想
今回紹介するために、あたらめて読み返してみたのですが、「あれ? こんなこと書いてあったんだ?」「あれ? こんな便利だったっけ」と思う瞬間が多々ありました。一度読んだから読みづらさがきにならなくなり、あきらかに最初に読んだときと違う印象があります。読みづらさよりも中身にフォーカスできるようになってきました。
巻末にある101個のチェックリストは、かなり使えると思います。というかこのチェックリストがあるなら、本書を読まなくていいのではないかと思うですが。。。
それと、「現代広告の心理技術101」のAmazonでの低評価(こちら)について申しますと、本の内容に関することはその通りだと思います。しかし、本書の販売方法として、正規ルートやアフィリエイトやAmazonがあるため、ダイレクトレスポンスマーケティングのテクニックが使われております。そのやり方に不快を感じるがあると思いますし、私も不快に感じたことはります。しかしそのことは「現代広告の心理技術101」の評価に含めない方がよいのではないかと思います。と本の内容はわけて考えた方がよいと思います。
おすすめは正規ルートであるダイレクト出版やダイレクト出版のアフィリエイトからの購入です。なぜかと言いますと、キャンペーンがあり、価格が割安の1980円になったり、返品保証(90日完全保証、代金返金)があるからです。うざいメルマガは購読キャンセルでOKです。
もし、コピーライティングを勉強されているようでしたら、下記リンク先のセールスページで割り引き+特典がついているお得なタイミングのときでしたら、逃さず購入をご検討されてはいかがでしょうか。