実はブログで紹介したくなかった本があります。その本は、プロのセールスライターがこぞっておすすめする本です。でも、私はすすめたくなかったのです。
なぜなら価格が高いし読みづらいからです。人に本を紹介するなら、自分が本当に良いと思った本にしたいですしね。
でも、心境に変化がありました。というのも、キャンペーンと特典で、お得感が出たのです。本の中身はよいと思ってますので、「このキャンペーンと特典の内容ならいいかも」と思ったので、紹介させていただきます。
その本は、「現代広告の心理技術101」です。
目次
ダイレクト出版ベストセラー現代広告の心理技術101について
中身がない本を買ってもしょうがない
なぜコピーライティングを学んでいるのか? きっと今の日本の景気や職場での自分の立ち位置から将来を考えたとき、自分でビジネスする準備をした方がいいかもしれないなどの理由があるかと思います。
しかし、実際どうでしょうか? 今の仕事が忙しくてなかなか学びや行動が進まないのではないでしょうか。
するともしかしたら、時間短縮のため、ある程度高額の講座を購入するのを検討するかと思いますが、財布との相談もあります。また、財布と相談してなんとか購入した講座がまったく中身のないものだと、そのショックは半端ないです。しばらくは立ち直れないかもしれません。ちなみに、私はいつもやられてますので、中身のない講座は抹殺したいものです。
そこで、手ごろな価格で購入できる本で、通勤時間を利用して学習した方がよいと考えるのは自然な思考の流れです。私もセールスライティングの指南書系の本をやたら購入していた時期があります。
しかし、どの本を買っても腹落ちしないのです。上手く言えないのですが、何かが足りないのですね、この感覚わかっていただけるとうれしいのですが・・・。
だから、より良い本を探して本が増えてしまうのですが、中身のない本を何冊も買うのは嫌ですし、お金が勿体ないですよね。
この1冊!現代広告の心理技術101はプロの評価が高い
そこで、プロのセールスライターさんはどんな本をお薦めなのかと調査していたところ、WEBでさまざまなセールスライターさんがことごとくお薦めしていたのが「現代広告の心理技術101」でした。
しかも上記リンク先をご覧いただくとおわかりのように、ダイレクト出版のベストセラーです。起業家たちがみな購入しているようなので、いい本なのかと思ってしまいます。そこで、高額でしたが購入することにしました。
しかし読んでみると、読者に問いかける無駄な質問が多いことは()内の説明が多いので読みづらく、「損をした!」と思ってしまったのは事実です。
内容は悪くないのですが、翻訳のせいなのか、著者のせいなのか、読みづらい独特の言い回しに疲労してしまいました。こういう本は、BOOKOFFに売却し、人に紹介しないと決意したくらいです。なぜダイレクト出版のベストセラー本なのか、よくわかりません。
これはお得、割引でかつ解説動画つき
今回、なぜ紹介することにしたかというと、キャンペーンということで価格が1980円(税抜)と安くなったのと現代広告の心理技術101の解説動画がついているからです。私はたしか2980円(税抜)で購入していますし、動画なんか貰ってませんので、あきらかに今回は得するぎる気がします。
正直言って今から購入する人が羨ましいです。解説動画つくなら、読みづらくてもおすすめできます。
買わせるための41のテクニックは有益
内容ですが、広告に関するさまざまなテクニックが紹介されています。第3章の41テクニックですが、どれもこれもなるほどです。「なんで今まできづかなかったのでだろう」と後悔してます。典型的な駄目読書パターンですね。
その41テクニック、さすがにすぐに全部は使わないですが、何冊かの本がまとまっているなという感じがあり便利な印象を受けました。
例えば「影響力の武器」という名著があります。「あとがき」まで含めれば447ページのボリュームある本です。もちろん本書で、も、影響力の武器で紹介されている6つの心理(①社会的証明②好意③権威④返報性⑤コミットメントと一貫性⑥希少性)は紹介されおり、P91~102と約10ページ読むだけで、要点を押さえてしまうことができます。超訳「影響力の武器」ですね。これ、便利です。
現代広告の心理技術101の本の内容からピックアップ
生命の8つの躍動+9つの後天的欲求
売上げに大きく影響している8つの欲求はご存知でしょうか。
人間には以下8つの欲求が生物学的にプログラムされている
1.生き残り、人生を楽しみ、長生きしたい。
2.食べ物、飲み物を味わいたい。
3.恐怖、痛み、危険を免れたい。
4.性的に交わりたい。
5.快適に暮らしたい。
6.他人に勝り、世の中に後れを取りたくない。
7.愛する人を気遣い、守りたい。
8.社会的に認められたい。現代広告の心理技術101(P29)
いかがでしょう。あまりこういうことを記載してる本ってなかなか少ないのではないでしょうか。最初に読んだとき、ここを読んだだけでも得したかなと思いましたが、さらに9つの後天的欲求というのもあるのです。
これらはみな二次的あるいは後天的欲求と呼ばれており、9つあるとされている。
1.情報がほしい。
2.好奇心を満たしたい。
3.身体や環境を清潔にしたい。
4.能率よくありたい。
5.便利であってほしい。
6.信頼性、質のよさがほしい。
7.美しさと流行を表現したい。
8.節約し、利益を上げたい。
9.掘り出し物を見つけたい。現代広告の心理技術101(P32)
どうでしょう。こうやって販売の際に意識すべき欲求というのをまとめられるとありがいたいと思いませんか。この手の本で何気にこうやってまとめている本はないと思います。せいぜいマズローの5段階欲求が出てくる程度でしょう。
こういう観点は、忘れがちになりますので、復習できるのは「現代広告の心理技術101」ならではかと思います。今さらですが、ありがたいと思うようになりました。今後、文章書くときには、取り入れていきたいと思います。
ライティングのコツ
P161には、ヘッドラインのキーワードというタイトルで、22個のキーワードが紹介されています。この22個はそのままテンプレートとして使えるので非常にありがたいです。(私も今になって書いてあることを思い出しました。)
また、P167には、さらに12個のリードが紹介されています。書き出しが難しいリードはヘッドラインに比べ、WEBで調べてもテンプレートが少ないです。ですから、12個もサンプルがあるのは嬉しいです。
もっとも好まれる色の組み合わせは?
たとえば、広告を作成されているとして、もっとも好まれる色の組み合わせをご存じでしょうか?
本書のP309に答えがあるのですが、このブログに当てはめたて考えたとき、すぐに改善できるなと思いましたので、実はある部分をおすすめの組み合わせ色に変えてみました。なんらか効果があるといいのですが^^。
現代広告の心理技術101:まとめ
現代広告の心理技術101の感想
今回紹介するために、あたらめて読み返してみたのですが、「あれ? こんなこと書いてあったんだ?」「あれ? こんな便利だったっけ」と思う瞬間が多々ありました。一度読んだから読みづらさがきにならなくなり、あきらかに最初に読んだときと感想が変わっています。読みづらさよりも中身にフォーカスできるようになってきました。すこし成長したのかな?
ただし、「現代広告の心理技術101」のAmazonでの低評価(こちら)について申しますと、本の内容に関することはその通りだと思いますが、ダイレクトレスポンスマーケティングに関することは、「現代広告の心理技術101」の評価に含めない方がよいのではないかと思います。
巻末の101個のチェックリストも、まあまあ使えると思います。「きっと頭のいい人はこういうリストをカスタイズして自分流にしてしまうんだろうなあ」という内容ですね。
だからといって、販売価格が3700円の高額(キャンペーンじゃない状態)でしたら、スルーがよいでしょう。その金額ならあまりおすすめしたくありません。
動画などの特典がつくと話が別でして、もし下記リンク先のセールスページで割り引き+特典がついている状態なら、ご検討いただけたらと思います。