2020年5月現在、相変わらず日本は1月末から続いている新型コロナウィルスの話題で、ワイドショーは染まっています。コメンテーター、自称?専門家がそれぞれ好きなように意見を述べており、皆意見が違うことから聞いている方としては混乱してきます。
こういう有事だからこそわかったことですが、やはり自分自身で情報源を持ち、惑わされないような対策を取る必要があるとつくづく思いました。
私の情報源は前8回の記事で紹介した言論人の方がメインです。そこで今回は、前8回の記事の総まとめとして、私個人の評価を書かせていただきたいと思います。
目次
脱・情報弱者なるか!視聴しておきたいランキング
個人的には、全部お金を払って視聴したサービスばかりですが、2178円×8=17424円/月は、かなりの出費です。絞り込まなくてはなりません。面白いだけで視聴するのは財布が許さないのです。
そうすると優先順位を決めることになりますが、私が月刊サービスに求めるのは「①タイムリーな情報であること」「②月刊サービスとして情報量が豊富」です。その点において、解約したサービスは、契約中のサービスに比べ、物足りないと思っており、ランキングに影響しております。
【1位】藤井厳喜のワールド・フォーキャスト
★ダイレクト出版:契約中。
ダイレクト出版と経営科学出版の全8サービスの中で、『藤井厳喜のワールド・フォーキャスト』だけだと思いますが、月2回の配信以外にも、藤井厳喜氏が会員に伝える必要があると思われたら、すぐコンテンツが追加されます。2020年4月は、新型コロナウィルス関連のコンテンツをプラス15日もアップしてくださってます。本当に感謝してます。これでこの後に詳細する残り7サービスと同じ月額料金ですから、断然コスパがいいです。
初月無料ですので、お試し視聴されてはいかがでしょうか?
【同率1位】月刊三橋
★経営科学出版:契約中
「AIに唯一勝てる人間がいるとしたらこの人ではないだろか。」ちょっと大袈裟な表現ですが、そう言ってしまいたいくらい三橋貴明氏の知識は幅広く頭がいいと思うのです。その幅広さが、コンテンツのわかりやすさの要因だと思います。ご専門は経済ですが、歴史も詳しく国際情報も押さえていますので、何でもありという印象があります。
三橋氏の場合、Youtubeやブログで日々コンテンツを作成されており、無料とは思えないくらいクオリティです。いきなり有料サービスを視聴するのは抵抗があるかと思いますので、まずは無料のYoutube情報を視聴してみてはいかがでしょう。
なお、経営科学出版系もPPC広告は怪しいですし、キャッチコピーもかなり胡散臭い印象を与えますから、慣れてない人なら口コミ情報が気になるでしょう。私の情報が参考になるかわかりませんが、そんなに怪しくないと思います。
【3位】西鋭夫のフーヴァーレポート
★ダイレクト出版:契約中(様子見)
西教授の専門は歴史です、何かしらの日本の問題について歴史を絡めて解説してくださり、キャラの面白さ加わってとても面白いですが、月刊サービスとしては歴史は、タイムリーさという点で重要度が下がります。そこで、一度解約してしまいました。
しかし、言葉が心に残っているのは西教授の話くらいなのです。直感ではございますが、自分の心が豊かになるためには、西教授のように言葉が心に残る人の言葉を大事にした方がいいかと思いまして、もう少し継続することにしました。個人的にはコーチングような感覚で視聴しております。
なお、西教授の「歴史講座」シリーズや「フーヴァートレジャー」シリーズも全巻買い揃えたいのですが、そうすると14~15万くらいの費用が必要ですので、かなりお財布が厳しいです。もう少し価格が安くなってほしいもの。消費税10%もきついですからね。
【4位】堤未果の月刊アンダーワールド
★経営科学出版:契約中(様子見)
個人的に、堤氏の月刊サービスの誕生を期待していたところ、先月(2020年4月)誕生しましたので、早速契約しお試し視聴を開始しました。ワールド・フォーキャストと月刊三橋にプラスして、アンダーワールドを視聴すると、日本の問題について、いろんな情報がつながってきます。堤さんの情報は拡散していってほしいと思います。とくに、ショックドクトリンという言葉が、国民はしっておいていただきたいところです。
【5位】北野幸伯のパワーゲーム
★ダイレクト出版:予算の都合で仕方なく解約
ロシアのことを知りたいなら、北野氏です。まぐまぐで「ロシア政治経済ジャーナル」というメルマガも配信されているので、読まれてはいかがでしょうか。北野氏のホームページから申込可能です( ロシア政治経済ジャーナル)。エリートっぽい雰囲気があり第一印象は好きでなかったのですが、パワーゲームを視聴したりメルマガを読んだりして、実は温かい人であることがわかりました。
世界情勢の分析には、感情的にならず冷静。そういう姿勢はメディアの専門家は真似するべきだと思います。ロシア情報に興味がある人は、是非視聴してみてください。
【6位】河添恵子の国際情報アナライズ
★経営科学出版:予算の都合で泣く泣く解約
中国の情報に詳しい方です。河添さんの情報は聴くたびに、知らない情報ばかりで非常に感謝してます。日本のテレビは解説者の人選を考えた方がいいです。河添さんがテレビで解説されていないのは、国民にとって損だと思います。解説のわかりやすさも抜群ですしね。
林原チャンネルで、情報発信してますが無料レベルとはとても思えません。是非、一度ご覧いただけたらと思います。
【7位】丸谷元人の月刊インテリジェンスレポート
★ダイレクト出版:予算の都合で解約。後悔してます。
丸谷元人氏は、テロ、スパイ、武器といった一般人には馴染みがない情報が専門で、聴いていてドキドキします。分析とはこうやるのだというお手本のような解説です。ここで紹介するメンバーの中で、唯一、中立的であり、解説が偏っていない印象を受けます。
ただし、個人的には月刊サービスより個別で販売されている「世界の裏を読むインテリジェンス養成講座」の方を注目してます。いくつか購入しましたが、テロなどからの自己防衛術はかなり勉強になりました。こんなこと教えてくれる人は少ないのです。
インテリジェンスレポートは、ダイレクト出版さんからのアンケート回答の際にいろいろ要望出させていただきました。もし、要望が反映され改善されていたら、再契約するかもしれません。
【8位】上島嘉郎のライズ・アップ・ジャパン
★経営科学出版:予算の都合で退会、自分にはレベル高い
上島氏も歴史を絡めた解説メインです。考え方は中立なのですが、ジワッと目頭が熱くなるような話を聞かせてくれるので、言動からは想像できないような熱い心が伝わってきます。ただし、個人的には、視聴の難易度が高いと感じております。文脈を理解するのに苦戦するからです。
歴史は、当時の価値観で見ると上島氏から聞いたとき、今の価値観で見ていたことに反省しました。そのような大事な視点を学ばせていただきました。
情報弱者にならないために
自分の情報源を持ち、騙されない人になろう
いかがでしたか?
もちろん、人によって違ったランキングになると思いますので、お試し視聴されご確認いただけたらと思います。初月は無料か100円のものばかりですので、800円以下で確認できます。
ワイドショーを見ていて思うのは、何か問題に対し、論点ずらしを含めたわけがわからない会話が展開し、視聴者を混乱させるパターンが多いことです。
例えば、次の記事なんかはいい例で、「なぜ(黒川氏の定年を)半年延長しなくてはならなかったのか」という若狭氏から櫻井よしこ氏へ質問に対し、「むしろ、そこの辺は若狭さんに説明してほしい」と切り返してます。
政府の対応に問題がないと言ってるのは櫻井よしこ氏であり、その考えについて質問しているわけですから、質問返しはおかしい話です。
なお、櫻井よしこ氏×安倍首相の対談動画(43:56)をご覧いただくと、上記ニュースの話の流れがわかりやすいかと思います。
これは一例ですが、こういうごちゃついた展開になって、視聴者が混乱するのは多々あることです。だからこそ、自分なりの情報源を持ち、惑わされないようにすることは、大事なことだと思います。
もちろん、惑わされないだけではございません。騙す人、騙される人のどちらでもなく騙されない人になることもできます。できれば、まじめで頑張っている人は騙されない人になってほしいですし、騙されない人が増えてほしいです。騙されない人が増えていけば、きっと日本は良い方向に変わっていくと信じています。
騙されない人であるためにも、Youtubeなどでご自分に合った情報を発信しているちゃんねるを探し視聴するのもありだと思いますし、ここで紹介したサービスをお試し視聴してみるのもよいかもしれません。是非、騙されない人になってください。
ご参考になれば幸いです。
★ここで紹介した各言論人の方には、私が勝手に評価してることに対し、この場をお借りしてお詫びしたいと思います。